こちらのページをご覧になっておられる保護者様。お子様の教育に対して、とても熱心な方であるとお見受けします。教育業界17年、個別指導塾から集団指導塾、中学受験から予備校、勉強が苦手な生徒からトップ校を目指す生徒まで、幅広く教育に向き合ってきた私、兼平が、そろばんについての考えをまとめさせていただきます。
途中で読むのが嫌になりましたら、無料個別相談&体験会にご参加ください(笑)。通常は教室長の山内が担当になりますが、しっかりこのあたりのお話をしたい方は兼平が担当しますので、お気軽におっしゃってくださいませ(笑)。
私は、「勉強くらいで自信をなくす子を0にする」をコンセプトに教育事業に取り組んでいます。その軸が「数学から圧倒的に成績を拓く空間 爽数研」の運営です。小4~高3の生徒たちを対象とした学習塾・予備校です。チラシなどでは実績をメインで打ち出してはいませんが、実はかなり良い結果も出ています。
僕は「できる!」という経験を大切にしています。その蓄積が、自己肯定感を高め、学習への前向きな行動につながるからです。
小学生・中学生でこの「できる!」を経験しやすい、逆に言うと「できない」も経験してしまいやすいのが算数・数学です。この科目と前向きに向き合えるかどうかが、勉強全体への影響は小さくないと、これまでの経験から感じてきました。爽数研は、数学マニア塾でも、数学特化塾でもなく、数学の面白さを活かして、勉強を楽しみ、成長を楽しんでいく塾です。爽数研へのこだわりもかなりあるのですが、ここでそれを書くと読むのに5時間はかかると思いますので割愛します。SABOの話に入りますね。
ここから算数と数学をまとめて「数学」と表記します。
僕は本当に幅広いレベルの生徒たちに数学を教えてきました。どんなに苦手な子でも、一生懸命伝えられれば頑張ろうとしてくれます。新しく習う単元も理解しようとしてくれます。その学年・その単元の内容は理解できる。ただ、正解できない。時間内に解けない。それは、計算力が十分でないからです。
計算には、正しいやり方が身についていることが大前提です。ただ、そのやり方を実行するには四則演算、つまり+−×÷の力が必ず求められます。連立方程式、因数分解、平方根。これらをどれだけ理解しても、四則演算力が不十分だと、十分な計算力には到達できません。
ある高校入試レベルの数学(関数の総合問題)を解いてみたところ、1題の中で細かく数えると約100回の四則演算がありました。その中で1回でもミスをすれば不正解になります。非常にシビアな科目です。だからこそ、正解したときの爽快感も大きいのですが。
難問になるほど、数学は楽しいです。考えるプロセスも面白いです。ただ、やはり正解しないと気持ちはよくありません。計算が出てくるたびにそこへ意識を取られてしまうと、問題そのものを楽しむことができません。そこで爽数研では「計算の呼吸化」を目指しています。無意識レベルで処理できる状態です。この計算の土台である四則演算を無意識レベルまで高めるために有効なのが、そろばんです。
私は低年齢の教育にそろばんをおすすめしています。私には4人の子どもがおりますが、赤ちゃんの一人を除いて、年長さんからそろばんに取り組んでいます。教育については比較的詳しいほうだと思いますが、その私が選んでいる習い事です。良いと思っていないものを、わが子にさせることはありません。
ただ、この「そろばん」について、もったいないと感じることが本当に多くあります。
一つ目は、「なんとなく良いから」という理由で通わせているケースが多いことです。そして塾の時期になると、なんとなくそちらへシフトしていく。この流れです。
そろばんの目的を「勉強面でのプラス」、特に「算数・数学へのプラス」と定義します。もし「競技として取り組ませたい」「ひたすら珠算検定を目指させたい」という場合は、方向性が異なりますので、それらを目的とした教室を選ばれるのが良いと思います。
では具体的に何が良いのか。先述の通り、計算の土台である四則演算力を高めるのに非常に有効です。目安としては暗算2級レベル。2桁×2桁を暗算で処理できるようになると、大きなアドバンテージになります(高校受験・大学受験まで)。足し引きでは3桁、通分・約分などでも力を発揮します。
SABOでは「暗算2級レベルに到達すること」を一つの軸、ゴールとして設計しています。2桁×2桁を暗算で行うには、かなり高い処理能力が求められます。そろばん式暗算、いわゆるエアーそろばんの習得です。そのためには、まず実際のそろばんでの処理能力(珠算力)を高める必要があります。
そろばんは級が上がるにつれて桁数が増えていきます。2級、1級になるとかなり高度な処理になります。このレベルに到達しないと、エアーそろばんで暗算2級レベルに到達するのは難しくなります。
ただし、ここで一つ課題があります。珠算3級以降は難易度が大きく上がり、成長が鈍化しやすいポイントになります。理由は桁数だけでなく、小数点の扱いです。この部分は、数学的な理解というよりも「パターン処理」として指導されることが多く、算数・数学の理解向上という観点では効果が限定的になるケースがあります。
結果として、桁数トレーニングを積みたい段階で伸びが止まり、「そろそろ塾へ…」といった理由でやめてしまうケースが多く見られます。これは非常にもったいないことです。
そこでSABOでは、小数点の要素を一度外し、桁数トレーニングに集中できるオリジナル珠算「SABOマスターコース」を用意しました。これにより、エアーそろばん習得に向けたトレーニングを効率よく積むことができます。
そろばんの魅力の一つに「検定」があります。限られた時間の中で集中して問題を解く経験や、合格したときの達成感は大きな価値があります。一方で、「算数・数学へのプラス」という観点で考えたときに、資格そのものの優位性は限定的です。私自身も初段を取得していますが、履歴書に書いたことはありません(そろばん専門分野では有効だと思いますが)。そのため現在は、「SABOマスターコース」に一本化して運営しています。
また外部検定は、実施頻度や日程、会場への移動などの面で、成長機会として最適化されているとは言いにくい部分もあります。
そこでSABOでは「爽育検定」という独自の珠算・暗算検定を実施しています。2か月に1回のペースで受験でき、継続的にチャレンジできる設計です。トロフィーやスタンプ制度など、楽しみながら続けられる仕組みも取り入れています。
そろばんを続けるかどうかで悩むタイミングは、算数が難しくなり塾を検討し始める時期に訪れます。そろばんの到達レベルによっては、中途半端な状態でやめてしまうことになり、非常にもったいないです。とはいえ、小4以降の算数は難易度もあがり「解き方」をしっかり学ぶ必要も出てきます。
SABOの強みは、爽数研との連携です。SABOの授業後にそのまま算数や国語の授業を受けることができ、週2日で「そろばん+塾」を両立できます。さらに併用の場合、SABOの授業料は半額になります。そろばんのゴールまで到達してほしい、そして算数も得意になってほしいという思いから設計しています。
従来のそろばん教室にとらわれず、9年間改良を重ねてきました。10段の指導者も加わり、コンセプトに沿った指導内容を整えてきました。早期から暗算トレーニングを取り入れ、フラッシュ暗算や読み上げ算など、視覚・聴覚も活用したトレーニングで、楽しく継続できる環境を作っています。
そろばんコラムと言いながら、SABOのご紹介もさせていただきました。私は、そろばんは本当に良い習い事だと思っています。だからこそ、その価値を最大限に活かしてほしいと考えています。
「うちの子にそろばんは合うのか?」
「どのレベルまで続けるべきか?」
「塾との両立はできるのか?」
「受験にどう活かせるのか?」
こういった疑問をお持ちの方は、一度お話しさせていただければ、かなりクリアになると思います。無理な勧誘は一切ありませんので、ご安心ください。
ご興味をお持ちいただけましたら、ぜひ無料個別相談・体験会にご参加ください。