手応えと点数がずれる中1が多い理由を考えてみた

📖正しい知識は正しい計画に繋がります。問題が起こった時に、解決策がないとどうすればいいか焦りますが、解決策が見つかると希望がうまれ行動できます。僕は生徒、そして保護者様にそれを伝えるのが任務だと思っております。

📖「できた!お母さん、今回の社会は80点だ!」と中1のお子様が元気に帰ってきた。「も~そんなんいうてまたケアレスミスしてるんじゃないの(でも少し期待…でもまぁ70点くらいかしら)」とお母さん。さぁ今日くらい返ってきている頃ね…あれ何も言ってこなかったわね…カバン、ごそごそ。ん?くちゃくちゃの紙が…

さ、さ、さんじゅう!


📖毎年、中学1年生の保護者様からたくさん届くエピソードです。本人もガックシしています。それ以上にお母様も大心配。生徒によって、それぞれ状況が違うので解決方法は個々にお伝えしておりますが、ここで大きな原因と注意点をまとめようと思います。小学生の皆必見だ!

「わかる」→「テストで取れる」

というレベルが小学生のテストと違う

📖生徒によって「テスト勉強完璧」の基準は全然違います。その基準は小学生の時の習慣から来ています。小学生のテストで「わかる」そして「テストで取れた」という感覚、同じ「わかる」レベルで中学のテスト準備もした。小学生の時と同じような感覚で解けた。だから「できた!」と思った。そもそもその感覚レベルが中学テスト取れるレベルには到達していなかった。だから悪かった。シンプルにいうとこんな感じです。



📖「わかる」にはレベルがあります。計算でもです。正解できることを「わかる」とするなら、僕のレベルも「わかる」だし、中1のギリギリゆっくりとけた正解も「わかる」なのです。この「わかる」レベル、「できる」レベルの基準を高めていくことが必要なのです。

📖この基準を整える方法は、とりあえずすべて100点を目指していくということです。チェックテストでも、トレーニングでも100点を取りやすくしています。能力が無関係とはいいませんが、学校の定期テストよりもはるかに努力や行動によってカバーできます。全員100点を取ることができるのです。

📖「自分はこれくらい準備をすれば正確にアウトプットできるんだな」という感覚や方法を知ることが大切です。最初からとりあえず80点くらいとっておけば兼平からもつっこまれないだろう…とかはダメです。100点目指して80点なら、感覚の調整、次に繋がります。適当だと繋がらないのです。
そのためにお願いがあります。「とりあえず埋めなさい」はかなり危険です。それは適当に回答せよ、という指導だからです。

📖小学生低学年のころ、白紙の答案があると「とりあえずなんか埋めなさい」というアドバイスをする場合があります。入試本番、点数が進路に関係する場合はそれも必要ですが、それ以外はまったく意味がありません。とりあえず埋める癖がついている生徒は、中学生でものすごく苦労します。考えるのが面倒で、早く終わらせたいと思っている生徒も多いですから、記号問題なら速攻、カンで書くようになります(笑)。授業でも宿題でもです。適当に(ア)と書き、間違えていてもペンして赤で(イ)と書くだけですから、超速く楽なのです。
📖どちらかというと回答への心構えの基本は「正解と確信して書きなさい」という指導の方がいいと思います。



📖余談ですが、「勉強習慣を育むこと」を目的に低学年の小学生がたくさん通っている教室があります。全国にありますね。僕の子もせっせとひらがなのお勉強をそこでしています。いい面もたくさんあるのですが、「わかる」「できる」で進む形式というよりは、「作業完了」で進む形式なので、生徒によっては「適当に早く終わらせるという習慣」がついている生徒がいます。例をみてわかるレベルの低学年の時はいいのですが、例だけで理解できないレベルの高学年の場合、その傾向がでてきます。もしそうなってきたら早めに見極めていかないとせっかくの投資が逆効果になってしまう場合もあります。

📖ということで作業ではなく、結果を出す習慣を爽数研のプログラムに乗っかって整えていきましょう。僕たちは根気強くお手伝いいたします。

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