自分の習慣を見つめる〜君が悪いわけじゃない、でもね〜

⏰大事なことを伝えよう!成績の差は「習慣」の差です。時間の蓄積に成績は影響しますから、日々の時間の使い方である「習慣」が大事というわけです。「習慣」とは「当たり前感覚」です。寝る前に歯を磨くのは当たり前。これと同様に、分からない問題はすぐに解決するのが当たり前。これは好成績に繋がる「習慣」と言えます。歯磨きが苦痛でないように、当たり前の行動はしんどくありません。だから勉強習慣がない生徒の10分の勉強よりも、習慣がある生徒の3時間の勉強の方が実は楽だったりします。



⏰では今の「習慣」はどのように君に備わったのか。それは過去の生活や経験によります。最初に、というかいつも言っていますが、その習慣がついたことについて「君が悪いわけじゃない」ということです。しかし、その習慣は君の未来に影響します。君が気づき、君が修正するしかないのです。

⏰好成績に繋がる「習慣」で一番影響力があるのが「宿題習慣」だと思います。中学生なら、小学生のうちからの宿題への取り組み方こそ今の状態をつくっていると思うのです。僕たちは並行して、成績の違う子達の習慣を観察していますが、そこが分かりやすく一番違うからです。

⏰僕たちのチェックテストは、宿題(課題)範囲から同じ問題を抜粋して出すのが基本です。次の授業までの時間の使い方を確認することができるからです。莫大なページでもないですから、やり込めば、楽勝で100点取れる!はずなのですが、取れない生徒も多い。ここに改善の根本があります。

⏰例えば、宿題を頑張っているとします。間違えた問題もあるけど、赤ペンで直し、質問もきて、それでもミスをしてしまった。それは限られた時間で行動が間に合わなかったということで、具体的にどうしていくか。という話になります。

⏰次に、宿題ノートをみると余裕で全部○。めっちゃノート綺麗な生徒。学校のノートチェックではA判定レベルです!でもチェックテストは0点。宿題をしてから、テストの日までに全て忘れてしまったのか…もちろんそういう生徒もいるでしょうが。現実的に考えると…。

⏰小学校から『とにかく宿題をきちんとしなさい!!』と言われ続けます。本来、習ったことを定着させることが目的のはずが、なぜか提出することが目的に変わってしまう。となると効率よく提出する方法として、楽な方法(例:解答を写す)を選択することは自然な流れかもしれません。もしくはきちんと解きたい思いはあるが、そもそもわからないから、提出の為に仕方なく違う方法をとったのかもしれません。この時に、どのようにサポートされたかは大きなポイントだと思います。小学低学年からの習慣ですから、家庭学習と学力の相関性が高いとされているのも、この辺りが影響しているのかもしれまえん。

⏰なんにせよ、慣れてしまうとそれが当たり前になってしまう。中学生になり、当たり前のように宿題全て○で、チェックテストは全然。それでも「先生たち、おかしいと感じないのかな」ということを感じない。この感覚はけっこう怖いと思うのです。

⏰中学生になりきちんと勉強しないと点数がとれない定期テストが始まります。ここは習慣を改善するチャンスなのです。が、今度は内申点というもののために、むしろ「提出する」目的が強くなってしまう。勉強をした成果を確認するための提出物が、評価を上げるための作品、と化していては本末転倒だと思うのです。でも出さないといけない。さらに先述した「習慣」は強くなり、学力をあげるための「習慣」と離れていく。負のスパイラルです。

⏰だからまず爽数研の課題くらいは、きちんと頑張ってほしいのです。レベルを合わせている授業ですから、まだ学校よりは課題が君のレベルにマッチしている可能性があります。学校みたいに綺麗に書いて評価が上がるノート評価もありません。チェックテストで100点を取る!理解のための宿題にしてください!分からなくても答え写さなくていい。そんな暇があるなら、質問に来なさい。お家の方でもいいから聞きなさい。

⏰今、もし良くないと思う「習慣」があるとしても、君が悪いわけじゃない。でも今を変えられるのは君だけなのです。

爽育communityへのご相談・ご質問は
下記よりお気軽にお問い合わせください

無料個別相談会 予約フォーム

無料相談会は平日、土曜日11時~23時

お電話でのお問い合わせはこちら

通話可能時間 平日・土曜日 14時〜22時

メールでのお問い合わせ

mailアイコン メールフォーム

24時間送信可能