●初めまして!爽数研の兼平と申します。爽数研は2017年春、私が立ち上げたオリジナル教室です。激戦区の岡本エリア。実績も何もないところから、最近では「友達が通っています」「噂を聴きました」ということが増えてきました。チラシをストックいただいている方も(笑)。嬉しい限りです。今回は「真剣に塾を選びたい」という方のためのNEWチラシでございます!塾選びで大切なことは、親の知識です。

●爽数研には塾初めてという方も来られますが、大半は他塾から移ってこられる場合が多いです。塾選び、よく分からないから、とりあえず大きいところ、友達が通っているところ、実績を打ち出しているところ、近いところ…などが選択肢となる場合が多いようです。それでその塾が合わず、初めて真剣な塾選びが始まります。やっと爽数研の文字ばかりのチラシやHPも読んでもいいかなと思っていただけるようです。

●私は爽数研開校の前。隣の激戦区西宮で、代表者が一つの個別指導教室を運営していた会社に最初の社員として入りました。そこから数年で30教室の立ち上げを経験。予備校や進学塾もつくりました。もちろん指導経験、教室長経験も豊富です。教室長たちをマネジメントする立場も長く、同時に新規のお客様対応にも飛び回っておりました。

●そこで感じたことは「塾選択の難しさ」です。また一定層には、そもそも合う塾が圧倒的に少ないと感じていました。簡単にご説明いたします。

●まず山ほど塾がある中で必要なことはカテゴリーで判断することだと思います。中学受験も大学受験もそれぞれありますが、今回は高校受験でお話しますね。

●1番目立つのは大手集団進学塾。チラシもたくさん入っています。「地域No.1の高校実績」をアピールしている場合が多いです。他の地域のトップ校の実績も看板やチラシにドカドカと載っています。全てではありませんが、だいたい入塾試験があり、難しく速い授業をして、山盛りの宿題やテスト前の拘束時間が長い。などが特徴です。切磋琢磨もでき、トップ校に行ける子には最高でしょう!1番上のクラスにいることは必須、さらにクラス上位に入れるなら適していると思います。そうでなくても、めちゃ負けず嫌いで「この環境で負けへんねん!」みたいな子でしょうか。ただ授業での吸収力が高く、宿題も難なくこなせるということが前提のプログラムだということを忘れてはいけません。「トップ校にこれだけ合格させているのであれば、我が子が目指す真ん中くらいの高校なら楽勝だわ」と入れてしまったお母様がおられましたが、それは1番やばいチョイスです。  勉強嫌い、塾嫌いになってしまいます。入塾試験をしているのですから、トップ適性の子以外落としてくれたらいいのですが、最近は少子化・生徒の取り合いで、けっこう簡単に受かってしまうところもあります。「おめでとうございます!」みたいな合格通知がきますが、冷静な判断は必要だと思います。あ、成長の可能性を否定しているわけではありません。私は「君の可能性を君以上に信じる」がモットーなくらい可能性信じる先生ランキングならかなり上位だと思います。だからこそ、きちんとした成長ステップを踏ませてあげたいと考えているのです。

●次のカテゴリーは個別指導塾です。多くは先生1人に対して、生徒2〜4名で指導するスタイルです。大学生が担当をする場合が多いです。全部正社員だと、かなり高額でないと難しいですね。中学受験や、医学部予備校ではけっこうありますね。個別指導塾が拡大した背景には、フランチャイズ(FC)展開との相性がよかった、ということはあると思います。本部が、他の方や企業に、看板をお貸しして運営をしてもらうということです。そもそもめちゃめちゃ塾運営に自信がある方なら自分でします。高いロイヤリティは払いたくし、チラシなども自分でつくりたいからです。FCはそうでない方でも運営できるようにしなければなりません。なので仕組みはとてもシンプル。大学生講師と生徒のマッチングです。君にぴったりの講師がつきます!とよくありますが、まず大学生が安定してずっと勤務する確実性はハテナです(まぁこれは正社員でもですが…)。実際には先生がけっこう変わるということはよくあります。まぁこれは仕方ないと思います。となると、けっこう運です。たまたま良い教室長や講師に出会え、継続して担当してもらえたらグッドです。教室長への親からの積極的な要望も効果的ですね。

●これは運営的な視点ですが、そもそも「集団に比べ高単価(受験勉強は5教科3年分です)」「競争心が芽生えにくい(そもそも苦手でやる気がない子が多いのに)」のは、高校受験でいうとけっこうキツいと思います。私は個別指導塾だけで20教室を立ち上げ、FC本部として、東京や横浜、京都などにも立ち上げやその後のサポートもしました。けっこう詳しく、そして運営も得意だと思います。でも爽数研はよくある個別指導塾にはしませんでした。それは高校受験にはあまり向いていないと、兼平は考えているからです。その理由はもっとあるのですが、チラシ3枚分くらいになってしまいますので今回は割愛。※個別指導自体は利用方法や状況によっては良いと思います。

●大手進学塾はターゲットを上位に絞ることにより、拡大していきました。ニーズもあり、そして勉強させるのが比較的楽。学校以上の大人数でも問題ありません。駅前にドーンとビルを立てても運営できるのです。多少の違いはあれど、どの地域でもトップ校を目指す子の性質は似ていると思います。進学塾というコンセプトだからこそ、大手化できたのだと考えることもできます。

●フランチャイズ展開を狙った個別指導塾は先述したように、運営しやすいように設計されています。こんな授業したい!と現場で思っても勝手にしてはいけません。教室バラバラで違うことをすると、収拾がつかなくなって、ブランドイメージの低下にも繋がります。

●このような背景のある大手進学塾や個別指導塾は、エリアによって特徴を出しにくいと考えることもできます。多くの地域に存在するタイプの 中学 ですと、まだ良いかなと思います。がしかし!爽数研の近くにある二つの公立中学はなかなかなのです。これはこのエリアが教育熱心だというのがあると思います。どういうところか知っていないとお子様のメンタル面も含めたサポートは難しいと思います。保護者様のメンタルもですかね。私の娘は幼稚園児ですが、ママ友どうしでも、「〇〇中学はやばいらしい。それなら私立中学かな…」という会話もあるくらいです。これはなかなか珍しい私立中学受験動機だと思います。

●このエリアだからこそ、このエリアにあった教室が必要です。すでにトップレベルの子は塾選び放題です!近所だとか友達がいるで選んでも大丈夫です。でもそうでないのであれば…なかなか塾選択は難しい。市場に合う塾が少ない生徒のための教室は開校テーマの一つです。

●私は別に勉強が全てとかいうつもりはありません。ただ勉強によって、学生時代にうける影響は小さくはないと思います。ご丁寧に成績表で2をつけて、君は普通以下だ!と書面にまとめてくれる学校。その上で、「夢は?やりたいことは?」と聞いてくるのです。

●初めて面談に来てくださる中1親子。母「うちの子自信ないんです、ダメなんです」理由は成績が悪いから。なんて悲しいことをおっしゃるのか。どんな気持ちでお子様は隣で聞いているのか。

勉強くらいで自信を無くしちゃいけない。本来、勉強とは自信を育むもののはずです。そんな子が少なくない状況を、僕はなんとかしたいと日々戦っています。
勉強くらいで自信を無くす子を0にする
そのために爽数研、爽育コミュニティグループを作りました。

●大手集団でも個別指導でもないもう一つの選択肢に。もし少しでもご検討いただけましたら、無料個別相談会にご参加くださいませ。丁寧に、爽数研の仕組み、活用方法、どのように成績を上げていくか、などお子様に合わせてご説明させていただきます。また私はカウンセラーの資格も持っています。何でもお気軽にご相談ください。お会いできること楽しみにお待ちしております。長文お読みいただきありがとうございます。ここまでお読みいただけたということは、けっこう相性良いと思います(笑)!
                                      爽数研 兼平洋紀