まずは聞く、次に聞く、そして聞く

👭わが子が悩んでいる。なんかイライラしている。相談に乗ってあげたい。何かぼそって話す。アドバイスをしてみる。気持ちがすっきりしている様子はなく、悪い場合はなぜか言い合いに…こんなはずでは。ご面談でよく出てくる親子間やり取りです。

👭どうしたの?と聞くと、何かボソッとそうなっている原因を言ったりします。心配していた保護者様は、「それならこう解決したらいいよ」とアドバイスをする。その内容は経験に基づき本当にお子様のことを思っての素晴らしいアドバイスだと思います。でもしっくりきていなさそう。「いやいやでも…」と言い返してくることもある。素晴らしいアドバイスのはずがしっくりきていない。これはなぜかというと…最初に本人が言った原因が、そもそも原因ではないからです。本人が気づいているかは別にして、です。

👭僕は仕事柄カウンセリングの勉強をしてきました。一応資格もとったりしています。基本は「話を聞き続ける、意見は言わない」ということです。解決法は自分で見つけていく、そのために話を聞きながら、自分と見つめあうことを導いてあげるというポジションをとります。

👭もしわが子が何か悩んでいて、その原因っぽいことをお話したとしたら、「それなら…」というアドバイスを飲み込んで、あと10やり取りくらいはお話を聞くことに集中してみてもいいかもしれません。自分で口に出していると、自然とどうすべきかを本人も気づいてきていい表情になってきます。自分の気持ちを正確に言葉で表現するのはとても難しいことです。分かりにくかったり、意味不明な表現でも焦らせないことですね。

👭ちなみにアドバイスをしたり、目標達成に導く!というのはカウンセラーの役割ではありません。その役割はメンタルトレーナー、メンタルコーチが担います。カウンセラーはメンタルマイナスから0(通常)へ戻す。メンタルトレーナーは0からプラスへ、またはプラスからプラスプラスの状態に上げる。このように習いました。

👭今目の前にいる生徒の状態はどのあたりなのだろう。これを気にしながらいつも生徒に向き合っています。何かしらお子様とのコミュニケーションのお役に立ちましたら幸いでございます。

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