文章が書けない理由は、文章が書けるポイント!

📚爽数研でありながら国語に関してコラムも書かせていただきます。毎年、数名の読書感想文を読みながら、文章力について思いを馳せてきました。・・・思いを馳せる、使い方おかしいな。「遠く離れているものごとについて、思いを巡らせること」なるほど。違うな。日本語って難しいですね。

📚さて。うちの子文章書けないんです!っていう嘆きは本当に多いです。逆にうちの子文章本当に上手で!ってあまり聞かないですね~。ほとんどの子があまり上手ではありません。今回は子どもが文章を書けない理由を少し紹介します。逆にここを鍛えれば文章書けるポイントでもあると思います!

1 そもそも作文って何?作文が何か分かっていない

突然「作文を書きなさい」と言われても、 作文が何を目的として書くものなのか子どもには分かりません。 「おはなし」を書いてしまう子が多いですね。読書感想文でもあらすじになってしまう…みたいな感じもあります。作文は、自分が考えたことや誰かに伝えたいことを書くものだ、ということをまず教えてあげる必要があります。

2 言葉を知らなくて書けない

覚えたての外国語で文章を書くことを想像してみてください。すらすらと文章が書けるでしょうか? 語彙力の少ない子どもが作文を書くのはそれと同じこと。とても大変な作業なのです。 語彙力をつけるには、たくさん本を読むことが大切ですが、ただ読むだけでなく、意味が分からない言葉を辞書で調べて覚えるという作業も必要です。

3 伝えたい気持ちがない

自分の中から湧き起こる気持ちを伝えたい、という強い思いがないと文章は書けません。何に対しても自分なりの意見や感想を持つことが大切です。 子どもがなかなか作文を書けないのは、「自分が何を思って、誰にどう伝えたいか」ということを考える習慣がないのかもしれません。 本でも漫画でもテレビでも、何でもいいのでただ楽しむだけでなく、それについてどう思ったか考える練習が必要です。僕は読書感想文の本を選択する際に、もともと好きなこと、考えていること、伝えたいことに近い本を探しては?とアドバイスしています。例えば、大人気漫画のワンピースを題材にチームワークや目標達成について書かれている本もたくさん出ています。ワンピース好きならかなり書きやすいと思います。

4 文章を書く経験が足りない
文章が書けない一番の原因は、「書いたことがないから」です。 これ間違いないです。逆に言えば、ひたすら書く経験を積めば書けるようになります。文章を書く機会である数少ない作文課題は最低文字数が多すぎて、無駄に長くする変なクセがついてしまいます。短くてもいいので、言葉で表現する習慣があると良いと思います。ちなみに恥ずかしながら私は字があまりきれいではありません(現在書道教室でがんばっています)。書くのも遅い、消すのも時間がかかる…。とてもめんどうでした。文章も得意ではありませんでした。こんな僕が文章を書くのが好きになったのは、パソコンで文章を作成するようになってからです。今後必須のPCスキルですから、パソコンで文章を作成してもいいかもしれません。ただタイピングは変なクセがついてはいけないので、基本は大事にしてね♪

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