勉強全然してない？？？ウソ嘘！君は週２５時間は勉強時間を過ごしている！

●どのような結果も受け取り方や今後の行動によって、良い悪いは変わります。悔しい思いをしても、グッと耐えてジャンプすればいいのです。ただグッと耐えれない子もいます。諦めちゃたり、気を落としてしまったり…。

●ただここで『自分が目標（取れて嬉しい点数）に向かっている、これはそれまでの過程で登場するイベントだ』と、知っていれば耐えることができます。


●皆は「成績が上がった！」という子がどういう過程を経ているのかを知っていますか？成績が上がった友達はいるかもしれないけど、その過程に寄り添った経験はほぼないと思います。上がったという光の部分だけ見ていると簡単に上がりそうな気がするかもしれませんが、不安や思い通りにいかない経験をグッと耐えて前進してきたことがその光の土台になっていることがほとんどです。

●だから「めっちゃ頑張ったのに…」という経験は前進です。”自分は頑張っていない”これが自分の中の原因としてあるうちは、“頑張ればいい”という解決案から発展しないのです。”頑張っている”が前提であるからこそ、方法や時間配分などの次の段階に目を向けることができます。

●テスト週間勉強頑張った！でも目標点数に届かない…分析していくと、十分に詰められていない。仕上げレベルが十分ではない。となるとテスト直前だけの勉強では目標点数に届かない、ということが理由の一つして考えられます。となるとテスト週間以前の勉強時間を見直す必要がでてくる。例えば“学校の授業”に取り組む姿勢です。平日1日約5時間をこの時間にあてています。週25時間。テストの範囲を2か月とすると、200時間となります。この時間を活かさない手はないですね。

●2022年学校の授業気合い入れてスタートできてますか？新学年までもうすぐ、学校での勉強姿勢を見直してみては？

●学校での学習時間を良くすることは、総合的に学習面を変えることに繋がります。勉強を目的としている時間としては総合的には圧倒的に一番多いからです。しかも高校受験に影響する教科は内申点の面を考えると9教科。塾で日々9教科の対策をすることはできません。一般的にどんなカリキュラムの塾に通っても、特別なカスタマイズをしない限りは学校での学習時間を頑張るしかないのです。教科書を読んだら大体わかるから、授業中ボーっとしていても成績が良い子もいます。ですがこれは一部の子です。

●また勉強というものは、忘れやすい短期記憶から長期記憶へと知識を移動させられるかがポイントになります。これがいわゆる知識の定着です。知識定着のポイントは“繰り返すこと”です。テスト週間だけで仕上げるというのは非常に効率が悪いのです。だから成績が思うようにいかない子のほとんどがテスト期間だけでは、繰り返しが足りず準備が間に合っていないということになります。覚えたようで、テストの時に思い出せない…。

●学校の授業をしっかり聞く！考える！解いてみる！習ったことを復習する。これが基本の学習サイクルです。生徒に質問しました！「めっちゃ頑張っている自分を１００％とすると、学校の授業は何％の力で受けてる？」

「20％くらい」「50％です。」
「3%！！」 「ずっと空みてます」 …オイ（笑）！
100%とは言いませんが、やはりもう少し頑張ってもらわないと、週25時間がもったいないですね。是非、学校の先生に「授業の姿勢が変わったね！！」と驚かれてください！

●僕が少人数集団クラスにこだわったのは、集団授業への取り組み方をレベルUPさせてあげたかったからです。指示されたことへの取り組むスピード、板書方法、問題への取り組み方などなど。成績との関連性は高い、実際の生徒を見て強く感じます。となると集団指導への取り組み方を向上させることは、長時間集団指導を受けるスタイルの学校が学びの中心であるかぎり、かなり根本的な改善ポイントだと思います。内容が難しかったり、逆に簡単すぎたりすることも学校ではあるかもしれません。それでもできる事はあります。それを僕の授業ではお伝えしています（例：数学はわからなくても考え続けること自体が大事！）。集団の中で聞けたり、理解できたり、つまり成長できることは今後の人生でも必要です。ほんまに。

● 「学校の授業を頑張る！」ための具体的ルールを決めてみては？週に5回は授業後先生に質問する！授業中3回は必ず手を上げる！とか。数字が具体的だと、達成感があっていいかも♪