塾VS塾 巻き込まれないための知識

📚開校後、僕もこちらのエリアに引っ越してきました。4年たちご近所のお友達も増えました。お子様の教育について気軽に聞けるのは便利らしく、色々聞いてくれます。心配の声も(笑)。

📚この春、空いたテナントにドドッと大阪最大手の進学塾が参入してきました。ドドッと実績を載せ、いっしょに行こうトップ学校、と打ち出しています。同じような大手進学塾戦略をとられている塾さん達はバチバチと戦いが始まりました。実はその塾さんは岡本だけではなく、兵庫県いたるところにドンドン開校しています。僕のお友達の塾長さんたちは、同じように地域密着、小規模注力スタイルの方が多く、ほぼ同じ意見です。「大手のやり方にのっからず丁寧に丁寧に、目の前の生徒のために」です。

📚大手進学塾のやり方やそれに合う生徒は良いのですが、怖いのは「合わないまま」通い続けてしまうことです。生徒全員の満足より、何人トップ校合格実績をそろえるか。それを来年の集客に大きく影響する重要なミッションとしています。「うちの子には合わないかなぁ~違うかなぁ~」と思いながらも、あれだけ広告や看板があると、やはり気になる保護者様もいらっしゃる。説明会に行き、実績などを聞き、すごそうだ!となる。専用の営業チームがありますので、とっても説明上手ですね!「やはりうちの子には難しいかな。でも無料だし試しに入会テスト受けてみるか。だめもと、だめもと。」と入塾試験を受けてみる。集団指導ですから、椅子に座っているのが難しそうな子、かなり勉強適性が厳しい子はさすがに不合格の場合もありますが、大体受かります。一人でも生徒ほしいですからね。結果にびっくり、うれしくなり通わせてみる。

📚せっかく受かったからもったいないと、明らかにお子様の様子もよくないのに、ずるずる通わせてしまっている中学生の保護者様はたくさんいます。そういった生徒や保護者様と前職でたくさん出会ったこともあり、「市場に合う塾が少ない生徒のための教室を創りたい」、「少子化で激戦化している塾の広告戦争によって巻き込まれている子どもたちを守りたい」というのが創業のきっかけの想いになります。

📚大手進学塾が悪いといっているわけではありません。大手進学塾が求めている適性をお持ちの生徒なら、トップ校への合格確率は高まると思います。と言いますか、たぶんどの塾でも合格できると思います。気に入ったところでいいでしょう。もちろん僕たちのところでも問題なくトップ校に合格させます!プラス主体性や将来の知識を身に付けて、真面目でテストの点数がとれるだけでなく、おもしろい人に成長していってほしいですね!

📚いつもながら偉そうに申し訳ありません。兼平が塾市場全体について色々と気持ちをもって考えて、教室運営に励んでいることが伝わりましたら幸いです。

📚と先ほどの続きですが、そんな塾の経営目線からの話をしていると、次は「で、うちの子はどうなの?」というお話になります。岡本エリアには教育熱心な保護者様がたくさんおられます。幼稚園のママ友さん達。まだお子様が幼稚園なのにほんと色々ご存知です。『本山中で音楽5をとるために、ピアノを習わせています』というのを聞いたときは僕も「スゴ…」と思いました。少しいきすぎている情報もありますので、SABO生の保護者様気になったら、そのあたりの噂話よりも、僕に聞いてくださいね。しっかりとお伝えします。

📚先ほどの質問に関しては、さすがに公園で走っている姿を見ているだけでは僕もわからないので、一般的な話をお伝えします。大手進学塾いわゆる、トップ校にいくことを最大目標にしている塾の大人数、難しい授業、山盛り強制宿題システム!に合う確率が高い適性ですね。あくまでも兼平の意見です。

□大人数の授業でも情報吸収力が高い。集中力が高い。
□長時間の学習でも耐えられる。
□大量の義務的な宿題もこなせる力がある。答えを写すではなく、自ら解決できる力がある(小学生なら親のサポート力がある)

そりゃそうかという感じですね…。とりあえず学校の勉強で困っている子はいないですね。幼稚園、小学校低学年ではいわゆる「かなり賢い」と周りや習い事の先生たちに言われていると思います。
うちのチューターの中川先生(神戸高校総合理学、京都大学)は塾にいったことはないそうです。つまりどこの塾に行ってもトップ高校からトップ大学にいっていた確率が高いです。そういった生徒をいかに早くゲットするか。塾の青田刈りですね~。中学受験市場では特に進んでいると思います。親の適切な判断は大事になりますね。

📚「子どもの可能性にフタをしない」これはとても大切なことです。僕もそう思います。だからこそ適正な環境を判断することは大切だと思うのです。またお子様の能力や現時点の適性の判断もです。

📚前職20代中ごろの私のある新規面談。中学受験の相談に来られたもうすぐ小6になる子の保護者様。

「勉強は小学校では中くらいです。ただ最近頑張ろうとするようになりました。だから中学受験をさせてあげたいです。」

「なるほど!すばらしいですね!志望校はどちらですか?」

「どうせ頑張るのですから、灘中学です。」

「なるほど。それは目標として現実的ではないですね。今からなら○○中学あたりは…」

「息子の可能性にフタをしないでいただきたい!」

とのこと。その後お電話があり。「他の個別指導塾さんに週2回授業で灘を目指す提案をいただきましたので、そちらの塾にいきます。」とのこと。(ちなみに灘中学は、普通の個別授業週2回くらいを小6から頑張っていける可能性は限りなく0に近いです)。

📚僕はフタをしたわけではなく、きちんとした目標設定からのそのための対策、が成長においていいと考えており、それを伝えました。提案した中学も今のままで余裕というわけではなかったのですが···。塾運営の難しさを痛感した若き日の兼平。

📚今もまだまだですが、あの頃と比べると場数を踏み、知識を蓄積していきました。僕は子どもの可能性は∞と感じており、「君の可能性を君以上に信じる」がキャッチフレーズの一つでもあります。常識にとらわれずドカーンと大きな目標をもつことは「成功法則」にもよく登場します。それもわかるし、大切。全く否定しない。僕もどちらかというとドリーマーで、いろいろとチャレンジしてきたつもりです。わが子にはさらにチャレンジさせたいです。

📚ドカーンとでかすぎる目標は進学の先で良いです。進学は手段だからです。多感な時期の学習環境はきちんと自己肯定感を蓄積できる環境がいいと考えています。僕はプロとしてしっかりと伝えたいと思います。成長させるための勉強が自信をなくす方に作用してしまうのはとても悲しいことです。そういう子がたくさんいます。国全体としてもよくありません。「勉強くらいで自信を無くす子を0にしたい」というのは別にだから爽数研に通ってほしいではなく、すべての子どもたちに対して考えている想いであり、僕の思想の土台であります。

📚受験前でドキドキしているのもありますが。あ、兼平は目標を下げるのか!!っていう誤解がなければいいのですが…僕が生徒と立てて目指す目標は一般的には結構高いと言われます。このあたりのニュアンスがうまく伝わればいいのですが···。文章力磨きます!!

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