教育メンタルコントロール術！～建設的な思考癖を！

📚さぁ2学期課題テストも返ってきています。中1、中2は各学年によって、先生は本気になってくるタイミングですね～。こんな問題みたことねーじゃん！という問題も東灘エリアの中学はバンバンでます。難易度のウワサも聞いてはいたが、いざ直面するとびっくりすることもあるでしょう。生徒自身も、そして保護者の方も。

📚このエリアだから！というわけではありませんが、一応受験をゴールとすると、それまでの道のりがすべて満足な結果、という生徒を見たことはありません。大切なことは結果をどう活かすか、ということです。その出来事がおきた瞬間に感じる「良い」「悪い」はその後の行動で変わります。「良い」結果でもそれによって油断し、ドツボにはまっていく生徒もいます。「悪い」結果でもそれによって、気が引き締まり成長のきっかけになることもあります。となると、瞬間に感じた結果と最終的な結果は逆になっています。

【大事なこと①】

何にせよ結果を分析し、

行動の改善点を見つけよ！

📚とはいえ、もしその瞬間に感じる「悪い」が強烈な場合は、やる気を失ったり、混乱したりしてしまいます。この状態では良い行動をとることはできません。実際にその結果に向けて正しい努力をし、本当に頑張ったのであれば、悔しい感情も味わっていくしかありません。そこから強く立ち上がりましょう。成長のチャンスです。

📚ただ！ここでけっこうありがちなのが、全然努力や行動が足りていないのに、自分のイメージが高すぎて、ショックを受けて、勝手にやる気がなくなる場合です。

たとえば、中2までやる気なく勉強してなかった。夏やる気になり、自分なりに頑張った。本人も、保護者様も期待する。でもテストではとれていない。こんなはずでは！とびっくりする。ただその生徒がイメージしていた点数をとる生徒の大半は、小学生からコツコツがんばり、さらに夏もがんばっている子たちだったりするわけです。そりゃ夏、1か月自分なりに頑張っただけで、その子たちに追いつける確率の方が低いわけです。そんなに甘くはない。（もちろん頑張ったことは意味がある！素晴らしい！結果によってやる気をなくさないためのエールです！）

📚この「頑張っている」基準が、本当にその目標に対して正しいのかを認識することは、とても大事です。生徒も、そして保護者様もです。

📚例えばあるお母さん。「うちの子毎日2時間も勉強するようになりました。すごく頑張っています。でも御影高校にいく成績に届きません…。どうしたらいいですか？」と悩まれたり、場合によってはイライラされていたり。そのお母さんの基準は、2時間毎日している＝御影高校にいく勉強時間としては十分。という基準があります。基準を満たしているのに…と混乱されているわけです。「御影高校へ合格していく生徒の大半は、1日5時間はしています」と伝えます。ハッとされるわけです。すると、あと3時間勉強量を増やすためにどうすればいいのかという建設的な思考をすることができます。

📚この基準を整えるというのは、保護者様の感情コントロールにおいても、効果的だと思います。ほとんどの感情は、自分の基準とのギャップによって生まれるからです。

【大事なこと②】

自分の基準を整えよ。その基準は果たして正しいのか考えてみるべし！

📚この東灘エリア（特に本山、本山南）の中学は、定期テストが難しいことで有名です。一般的な中学の定期テストのイメージは、「数学、教科書とワークの問題ができて、計算を間違えなければ70点くらいとれるでしょ」という感じでしょうか。僕の中学もそうでした。保護者様のイメージがもしその場合、お子様の定期テストの結果にびっくりされる場合があります。「これはおかしい！」と改善のための行動に移すわけですが、そもそも基準が違うのでずれてしまい、良い方向に進まなかったりするわけです。テストの点数でいうと、この中学ならこれくらいとっていれば○○高校合格はOK…という正しい（確率が高い）基準に整えておくことがいいでしょう。

　

📚基準は確率の話なので、例外もあります。口コミ情報の「お友達のお兄ちゃんがそうだった」みたいな一例はデータとしては、信ぴょう性が高いかは不明です。

📚そのうえで、是非、頑張っているお子様をしっかりと認めてあげてください。褒めてあげてください。

📚もちろん僕たちは結果や数字に妥協なくこだわって頑張ります！また後期のご面談もよろしくお願いいたします。それ以外の期間でも気になることございましたら、いつでもご面談・ご相談大歓迎ですので、お気軽にご連絡くださいませ。